2017年7月19日

第10期「研修開発ラボ」リニューアルオープン!

 

7月6日(木)、第10期「研修開発ラボ」の第1回「企画評価コース」が行われました。『研修開発入門』(東京大学 大学総合教育研究センター準教授 中原淳著・ダイヤモンド社刊)に基づき、各企業の人事担当者、教育担当者様が自社の経営上の課題を踏まえて研修の開発、実施、評価をできるようになるための学びの場。著者である中原淳氏の監修による特別講座です。今回の研修開発ラボは、これまで9期行われた中で寄せられた様々なご要望を取り入れ、新たなセクションも加えた4日間のプログラムとしてバージョンアップしました。

 

講師は中原淳氏の他、研修講師としての経験豊富なラーンウェル代表 関根雅泰氏と研修内製化に詳しい講師ビジョン(株)の島村公俊氏。自社の研修をいかに「経営に資する研修」としていくのかを課題とし、実際に研修の設計を行い、自社で実践するアクティブラーニングを含めた形で行われる全4日間の講座です。「研修開発ラボ」のプログラムは下記の通り。

 

第1回

7月6日(木)「企画評価コース」

第2回

8月30日(水)「開発設計コース」1日目

9月29日(金)「開発設計コース」2日目

→定員数に達したため募集を締め切りました

第3回

10月24日(火)「研修実施コース」

募集中

一期3回計4日間の講座となっていますが、各回とも単発でご参加いただくこともできます。

 

第1回は、金融、メーカー、サービス、学校法人まで様々な企業で人事、人材開発に携わっていらっしゃる14名に参加いただきました。それぞれ、「様々な研修を場当たり的に取り入れるだけで、数年するとやらなくなったりして、根付かない。人材開発の体系化をしたい」「現場でも先輩から後輩に教えたりすることが少なくなった」「外部研修に頼っているので、中身が自社に合わなかったり、ノウハウが自社に残らない」など、人材育成に関して様々な課題をお持ちのようです。

 

さて、「研修企画・評価」について学ぶ第一回の最初のセッションは、中原淳氏によるレクチャーで始まりました。「人材育成を科学する」というテーマで、研修開発を行うにあたって必要な人材育成の原理原則を90分間で凝縮してお話しいただきました。といっても、日頃から講義型レクチャーの学習効果の低さを嘆く中原先生のこと、様々なワークや対話を挟み、楽しみながら研修開発に必要な基本的な知識を学べるようになっています。

中原先生

お昼は彩り豊かな野菜たっぷりのケータリングランチ。昼食を取りながら、参加者同士で、また講師も交じって、それぞれ自社の人材育成上の課題や、午前中の講義内容について話し合います。昼食や夕食を取りながらゆるやかなネットワーキングを行うのは、第一期の「研修開発ラボ」から変わらず続くスタイルです。「研修開発ラボ」では、研修中のお弁当やパーティの食べ物も、学びの場づくりの一部であると位置づけて、毎回さまざまな工夫を凝らしています。

ランチ

午後は、「研修企画」そして「研修評価」について学んでいきます。まずは「研修で解決できる問題はなにか」といった研修の大前提について考えていきます。研修を企画するにあたって、どのように「研修ニーズ分析」や「対象者分析」を行うのか、各自、ワークや対話を交えつつ、理解を深めていきます。その後は「研修設計」の基本である「研修評価」、研修ゴールの設定方法や研修の効果測定などを学びます。研修で学んだことを現場に持ち帰り実践する「研修転移」については、最新の研究知見について関根氏から詳しい解説がありました。最後は、1日の「ふり返り」を行い、「逆戻り予防策」について触れてクロージングとなりました。

島村先生関根先生ワーク

 

「研修開発ラボ」第一回を終えて、参加者の方々からは、

「アカデミックな表現(エビデンス)が増し、納得性と再現性の高い内容となっています」

「原理・原則の大切さを認識することができました」

「研修が効果を発揮するためには、職場、周囲の理解が大切なのだなと改めて実感しました」

「研修を転移させるために、研修の内容よりも前後のマネージャーへの働きかけが効くというのは驚きでした。」

などといった声が聞かれ、自社の人材開発に生かすための具体的なヒントが得られたようです。

 

次回は第2回8月30日・9月29日「開発設計コース」です。「研修開発ラボ」について、詳しくはこちらをご覧ください。