2016年7月8日

第7期「研修開発ラボ」を開催しました!

 

7月5日(火)、6日(水)の2日間に渡って、第7期「研修開発ラボ」が行われました。研修開発ラボは、『研修開発入門』(東京大学 大学総合教育研究センター準教授 中原淳著・ダイヤモンド社刊)に基づき、各企業の人事担当者、教育担当者様が自社の経営上の課題を踏まえて研修、開発、実施、評価できるようになるための学びの場。著者である中原淳氏監修の2日間の特別講座です。

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メインファシリテータは研修講師としての経験豊富なラーンウェル代表 関根雅泰氏。サブファシリテータはラーンウェルの鈴木英智佳氏そして研修内製化に詳しい講師ビジョン(株)の島村公俊氏。ご参加いただいたのは、メーカー、金融、大学関係、行政など、様々な組織で人事育成・研修開発を担当なさっている方々です。渋谷の石山記念ホールのセミナールームで、自社の研修をいかに「経営に資する研修」にするかを、2日間かけ突き詰めて考え学んでいきます。今回は、業種も業態もさまざまの企業から人事育成担当者6名が集まりました。

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研修開発ラボ1日目は「研修企画」と「研修設計」の基本について学びます。午前は「研修とはなにか」「研修で解決できる問題はなにか」といった研修の大前提について考えていきます。研修を企画するにあたって、どのように「研修ニーズ分析」や「対象者分析」を行うのか、各自、事前課題として行った自社ケースを他の参加者とシェアし、語りあいつつ、理解を深めていきます。午後は「研修設計」の基本として、研修ゴールの設定方法や研修の効果測定などを学びます。研修で学んだことを現場に持ち帰り実践する「研修転移」について、様々な方法をシェアする試みも行われました。

 

1日目の最後には参加者と講師とがお酒を片手に語り合うネットワークパーティが開かれます。「研修開発ラボ」では、研修中のお弁当やパーティの食べ物も、学びの場づくりの一部であると位置づけて、毎回さまざまな工夫を凝らしています。今回は「涼」をテーマにした涼しげなメニューが並びました。また、飲み物もスパークリングワインや、スパークリング日本酒など、しゅわしゅわっとした涼しげな飲み物を中心に供されました。また、日本だじゃれ活用協会代表理事でもある講師、鈴木氏の指導のもと、「ダジャレPK戦」も開催され、お酒が進むにつれ、参加者の方々からも名だじゃれが飛び出しました。

 

2日目も「研修設計」ですが、より具体的な研修設計方法を学びます。午前中のセッションでは、研修設計「7つの原理」のポイントを押さえつつ、各社の課題、ニーズに合わせてどのように研修を組み立てていくのか、実際に研修設計を行います。午後は午前中に学んだ研修設計の基本を押さえつつ、実際に1日研修のタイムスケジュールを立ててみるという、「ラボ」ならではの実験セッションが行われました。様々な企業から集まった人材育成担当者がフィードバックしあったり、島村氏ら講師に相談したりすることで、様々な気づきが生まれたようです。

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午後からは中原淳先生が登場。参加者は、中原先生への質問、相談を個々にまとめて提出し、中原先生は別部屋に籠って秘密の個人作業…。なんと、この日の受講者のためだけに超特急でプレゼン資料を準備します。その間はそれぞれの自社ケースに関する研修設計を行ったり、講師に相談に乗ってもらったり。

 

15時からは中原先生のオリジナル講義。「研修プログラムの見直しは必要ですか?」「必要です。毎年のように形成的評価によるマイナーチェンジを行い、多くの企業では4-5年程度で考えなおすタイミングでフルモデルチェンジが一般的です。大事なことは、やらないこと、やめることを決めることですね…」といった形で、参加者の疑問に答えるオリジナルプレゼンが続きます。「効果的な研修評価の方法は?」「やる気のない参加者はどうすべきか」「社内講師は必要なのか。どう育てればよいのか」などなど、参加者からのさまざまな疑問に答える形で研修開発の要諦をすっきり解説。さらに今回は、参加人数が少なかったこともあり、中原先生に対して1人1人が「中原部屋」にて個別相談する「1ON1セッション」も行われました。

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最後は事務局が撮影した2日間のセミナーの様子を映像で振り返る「リフレクションムービー」の上映が行われ、参加者は静かに2日間を振り返っていました。2日間の研修開発ラボを終えて、参加者の方々からは、「人材開発は経営であるという言葉にハッとしました。なかなか変化の遅い人事部門ですが、頑張ろうと思いました」「個人ワークの内容が即時実行できる研修設計にひもづいていてよかったです」「ほぼ1人で研修の企画・運営を行ってきたので、講師の方々や受講生の皆さんよりフィードバックをいただいたり、事例共有ができてとても勉強になりました」といった声が聞かれ、自社の研修開発に生かすための具体的なヒントが得られたようです。

 

「研修開発ラボ」は、研修を単なる研修からいかに「経営に資する研修にするか」を突き詰めて考え学ぶ特別な2日間のセミナーです。次回は2016年10月6日(木)~7日(金)に同様のプログラムで行われます。自社の研修を見直したい、研修設計の基本を学びたい、という研修開発担当者の方、ぜひご参加ください。