2月4日(木)、2月5日(金)の2日間に渡って、第6期「研修開発ラボ」が行われました。研修開発ラボは、『研修開発入門』(東京大学 大学総合教育研究センター準教授 中原淳著・ダイヤモンド社刊)に基づき、各企業の人事担当者、教育担当者様が自社の経営上の課題を踏まえて研修、開発、実施、評価できるようになるための学びの場。著者である中原淳氏監修の2日間の特別講座です。

 

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メインファシリテータは研修講師としての経験豊富なラーンウェル代表 関根雅泰氏。サブファシリテータはラーンウェルの鈴木英智佳氏。ご参加いただいたのは、メーカー、IT、金融、流通など、様々な組織で人材育成・研修開発に強い問題意識を持たれている経営者、育成担当者の方々です。参加動機も「研修の企画、設計の考え方を学びたい」「研修講師の選び方を知りたい」「研修効果の定着のさせ方を知りたい」など様々。会場は渋谷の石山記念ホールのセミナールーム。2日間かけて、研修をいかに「経営に資する研修」にするかを突き詰めて考え学んでいきます。

 

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研修開発ラボ1日目は「研修企画」と「研修設計」の基本について学びます。午前は「研修とはなにか」「研修で解決できる問題はなにか」といった研修の大前提について考えていきます。研修を企画するにあたって、どのように「研修ニーズ分析」や「対象者分析」を行うのか、各自、事前課題として行った自社ケースを他の参加者とシェアし、語り合いつつ、理解を深めていきます。午後は「研修設計」の基本として、研修ゴールの設定方法や研修の効果測定などを学びます。研修で学んだことを現場に持ち帰り実践する「研修転移」を課題と感じている参加者が多かったことから、研修転移のための様々な方法をシェアする試みも行われました。

 

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1日目の最後は参加者と講師とがお酒を片手に語り合うネットワークパーティ。「研修開発ラボ」では、研修中のお弁当やパーティの食べ物も、学びの場づくりの一部であると位置づけて、毎回さまざまな工夫を凝らしています。今回は「手作りの研修づくりを」ということで「ハンドメイド」がコンセプト。手作り感のあるラップサンド、ミニハンバーガー、パエリャほか、野菜を中心としたヘルシーなメニュー。ワインで乾杯!のあとは、日本だじゃれ活用協会代表理事でもある講師、鈴木氏の指導のもと、2チームに分かれてだじゃれ合戦。お酒が進むにつれ、参加者の方々からも名だじゃれが飛び出し、良い発想力のトレーニング!?になったようです。

 

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2日目も「研修設計」ですが、より具体的な研修設計方法を学びます。午前最初のセッションでは、元ソフトバンクの島村公俊さんをお迎えして、ソフトバンクユニバーシティにおける研修の内製化のお話を伺いました。参加者からは研修講師の選び方など、様々な多くの質問が寄せられました。その後、午前中いっぱい、参加者は前日からの宿題を持ち寄り、研修設計「7つの原理」のポイントを押さえつつ、どのように研修を組み立てていくのかを考えます。午後は午前中に学んだ研修設計の基本を押さえつつ、実際に1日研修のタイムスケジュールを立ててみるという、「ラボ」ならではの実験セッションが行われました。様々な企業から集まった人材育成担当者がフィードバックし合ったり、鈴木部屋、島村部屋で個別に相談したりすることで、様々な気づきが生まれたようです。
クロージングでは中原先生が登場し、「人材開発と組織開発との違い」「新人の配属方法」「研修講師として質問を出してもらうためのコツ」「研修意欲の高め方」などなど、参加者からのさまざまな疑問に答える形で研修開発の要諦を解説。書籍にはない最新事例を交えた内容で、参加者は熱心にメモを取っていました。

 

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最後は事務局からのサプライズプレゼントとして2日間のセミナーの様子を映像で振り返る「リフレクションムービー」の上映が行われました。
2日間の研修開発ラボを終えて、参加者の方々からは、「本を読むことで、『こういうことが知りたかった!』という内容がクリアになりました。加えて研修で詳細な説明やアドバイスをいただくことで、目に見える形になったことで、内容を飲みこめました」「これまで色々なセミナーに参加しても『点』の連続だったが、これまでで最も線に近づいたと思います。後は自分が実践できるかどうかだと認識しています」といった声が聞かれ、自社の研修開発に生かすための具体的なヒントが得られたようです。

 

「研修開発ラボ」は、研修を単なる研修からいかに「経営に資する研修にするか」を突き詰めて考え学ぶ特別な2日間のセミナーです。次回は2016年7月5日(火)~6日(水)に同様のプログラムで行われます。自社の研修を見直したい、研修設計の基本を学びたい、という研修開発担当者の方、ぜひご参加ください。