2月19日(木)、2月20日(金)の2日間に渡って、第3期「研修開発ラボ」が行われました。研修開発ラボは、 『研修開発入門』(東京大学大学総合教育研究センター準教授 中原淳著・ダイヤモンド社刊)に基づき、各企業の人事担当者、教育担当者様が自社の経営上の課題を踏まえて研修、開発、実施、評価できるようになるための学びの場。著者である中原淳氏監修の2日間の特別講座です。メインファシリテータは研修講師としての経験豊富なラーンウェル代表 関根雅泰氏。サブファシリテータはラーニング・クリエイトの鈴木英智佳氏。ご参加いただいたのは、メーカー、金融、大学関係、行政など、様々な組織で人事育成・研修開発を担当なさっている方々です。参加動機も「研修のプログラム作成の体系だったノウハウを学びたい」「研修体系の見直しのため、研修の企画運営について基礎から学びたい」「ニーズ(課題)にあった研修の設計方法やそのポイントについて学びたい」など様々。

会場は渋谷のクロスタワービル24Fにある眺めの良いセミナールーム。2日間かけて、研修をいかに「経営に資する研修」にするかを突き詰めて考え学んでいきます。

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研修開発ラボ1日目は「研修企画」と「研修設計」の基本について学びます。午前は「研修とはなにか」「研修で解決できる問題はなにか」といった研修の大前提について考えていきます。そして、研修を企画するにあたって、どのように「研修ニーズ分析」や「対象者分析」を行うのか、各自、事前課題として行った自社ケースを他の参加者とシェアし、語りあいつつ、理解を深めていきます。午後は「研修設計」の基本として、研修ゴールの設定方法や研修の効果測定などを学びます。

2日目も「研修設計」ですが、より具体的な研修設計方法を学びます。午前中いっぱいをかけて、参加者は前日からの宿題を持ち寄り、研修設計「7つの原理」のポイントを押さえつつ、どのように研修を組み立てていくのかを考えます。午後は午前中に学んだ研修設計の基本を押さえつつ、実際に1日研修のタイムスケジュールを立ててみるという、「ラボ」ならではの実験セッションが行われました。様々な企業から集まった人材育成担当者がフィードバックしあうことで、様々な気づきが生まれたようです。クロージングでは中原先生が登場。研修設計「7つの原理」を解説。書籍にはない事例を交えた詳細な解説は濃密な内容で、参加者は熱心にメモを取っていました。

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「研修開発ラボ」は、会場やプログラム内容に、研修づくりのヒントが豊富に盛り込まれていることも魅力の1つです。ラボ終了後の、懇親会もその1つ。創作料理ユニット「つむぎや」さんによる「デビュー」をイメージしたお料理の数々が並び、交流会がスタート。春目前ということで、春野菜を使ったオリジナルメニューに参加者は興味津々。ビールやワインを片手に、仕事のこと、この2日間のこと、自社の課題など、様々な話で盛り上がっていました。また、事務局からのサプライズプレゼント!?として2日間のセミナーの様子を映像で振り返る「リフレクションムービー」の上映も行われました。

2日間の研修開発ラボを終えて、参加者の方々からは、「講師の方々や他の受講者からもアドバイスをいただき、実務に活かしたいです」「ラボの研修会場の雰囲気そのものが学習意欲を促進するものでした」「研修開発について体系立てて学ぶことができました」といった声が聞かれ、自社の研修開発に活かすための具体的なヒントが得られたようです。

 

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「研修開発ラボ」は、研修を単なる研修からいかに「経営に資する研修にするか」を突き詰めて考え学ぶ特別な2日間のセミナーです。2015年3月20日(金)には、これまでの3期に参加した「研修開発ラボ」のアラムナイ(卒業生)とラボへの参加検討者によるオープンラボが開催されます。「自分ごとだと人は育つ」の著書もある博報堂経営企画局 人材開発戦略室の白井剛司氏による講演の他、卒業生による事例紹介など盛りだくさんのプログラムです。東大・中原先生もご登壇予定です。「『研修ラボ』には興味があるけれども、参加を迷っている…」という方、まずはオープンラボにご参加ください。