6月4日(木)、6月5日(金)の2日間に渡って、第4期「研修開発ラボ」が行われました。研修開発ラボは、『研修開発入門』(東京大学 大学総合教育研究センター準教授 中原淳著・ダイヤモンド社刊)に基づき、各企業の人事担当者、教育担当者様が自社の経営上の課題を踏まえて研修の開発、実施、評価できるようになるための学びの場です。著者である中原淳氏監修の2日間の特別講座です。

 

PIC00267

 

メインファシリテータは研修講師としての経験豊富なラーンウェル代表 関根雅泰氏。サブファシリテータはラーンウェルの鈴木英智佳氏。ご参加いただいたのは、メーカー、金融、など、様々な組織で人事育成・研修開発を担当なさっている方々です。参加動機も「研修の内製化を進めて社内大学を立ち上げたい」「研修体系を整えるべく、研修の企画運営について基礎から学びたい」「研修プログラム作りの基礎を学びたい」など様々。

会場は原宿のダイヤモンド社本社9階にあるセミナールーム。2日間かけて、研修をいかに「経営に資する研修」にするかを突き詰めて考え学んでいきます。

 

研修開発ラボ1日目は「研修企画」と「研修設計」の基本について学びます。午前は「研修とはなにか」「研修で解決できる問題とはなにか」といった研修の大前提について考えていきます。そして、研修を企画するにあたって、どのように「研修ニーズ分析」や「対象者分析」を行うのか、各自、事前課題として行った自社ケースを他の参加者とシェアし、語りあいつつ、理解を深めていきます。午後は「研修設計」の基本として、研修ゴールの設定方法や研修の効果測定などを学びます。

 

PIC00020

 

2日目も「研修設計」ですが、より具体的な研修設計方法を学びます。午前中にはスペシャルゲストとしてソフトバンクユニバーシティの島村公俊氏を迎え、研修の内製化に関して、どのようにして社内大学、社内研修を立ち上げ、社内講師の育成を行ったか、また、継続していく上での課題などをお話いただきました。また、午前中いっぱいをかけて、参加者は前日からの宿題を持ち寄り、研修設計のポイントを押さえつつ、どのように研修を組み立てていくのかを考えます。

 

午後は午前中に学んだ研修設計の基本を押さえつつ、実際に1日研修のタイムスケジュールを立ててみるという、「ラボ」ならではの実験セッションが行われました。様々な企業から集まった人材育成担当者がフィードバックしあうことで、様々な気づきが生まれたようです。クロージングでは中原先生が登場。「現場の上司や経営陣の巻き込み方がわからない」「目標設定、評価方法がわからない」「研修を企画しても人が集まらない」など、参加者から寄せられた様々な疑問に答える形で講義をいただきました。

 

PIC00150

 

「研修開発ラボ」は、会場やプログラム内容に、魅力的な研修づくりのヒントになるような工夫が豊富に盛り込まれていることも魅力の1つです。会場は、通常の会議室ではありますが、休憩時間などに見られるよう、様々な関連書籍や研修ツール類が説明書きと共に並べられていたり、カラフルなポストイットやマスキングテープが用意されていたりと、研修のモチベーションを高めるような環境づくりがされています。

 

PIC09991

 

ラボ1日目には、スペシャルゲストのお笑い芸人「モクレン」による、「リフレクション&リフレッシュメント」タイムも挟み込まれ、学んだ内容を笑いに変えたネタを披露し、会場を湧かせました。1日目終了後には、研修会場横で懇親会が開かれました。ケータリング&スイーツの「フェイバリット」による研修開発をテーマにしたコンセプトフードが並び、参加者同士、ビールやワインを片手に、様々な話で盛り上がっていました。2日目の最後には、2日間のセミナーの様子を映像で振り返る「リフレクションムービー」の上映も。

 

2日間の研修開発ラボを終えて、参加者の方々からは、「上司への働きかけやラーニングピラミッドなど明日からの仕事にすぐ生かせそうです」「研修前後の重要性、社内の巻き込み方の重要性が印象に残った」「研修を企画する際、まず目標を具体的に設定し、そこから研修の内容を決めていくことを学びました」といった声が聞かれ、自社の研修開発に生かすための具体的なヒントが得られたようです。

 

「研修開発ラボ」は、研修を単なる研修からいかに「経営に資する研修にするか」を突き詰めて考え学ぶ特別な2日間のセミナーです。第5期は、11月26日(木)~27日(金)に行われます。ぜひお早目にお申込みください。