課題

OJT担当者の指導の質を標準化する

Fシステムでは、新入社員の成長を助けると同時に指導することで指導者自身にも成長して欲しいと考え、入社4~5年目の社員を1年間トレーナーとして新入社員につけています。 しかし任命されたOJTトレーナーの指導スキル・熱意には温度差があり、特に一部のトレーナーに内在する「やらされ感」を払拭し、全体的にトレーナーとしての問題意識を一定の水準に保つ方法を模索していました。

対策

DLLを活用し、OJTトレーナ研修を実施

同社ではまず、DLLを2人分サンプル受検し、新入社員の育成を中長期的に考え指導を行っているトレーナーと、日々の作業対応を中心に指導しているトレーナーに受検してもらいました。 結果、中長期を考えているトレーナーはPDCAをきちんと考えていること、日々の対応が中心のトレーナーは計画立案が弱いことが結果として表れ検査結果に納得感を得ました。 また、結果が客観的なデータとして示されることにも魅力を感じ、DLLを活用したトレーナー研修を実施することにしました。

ワークショップ

実施時期は新入社員が現場に配属される6月、事前にDLLを受検させるとともに、OJTトレー ナーの初体験のトレーナーも存在することから、以下の事前課題を提出させました。

  1. もっとも成長させてくれた上司の指導方法とその状況は?
  2. もっとも不快に感じた上司の指導方法

DLLの結果、「1」「2」の「振り返りレポート」を、研修の場で対話の材料とすることにしました

【カリキュラム 80名4クラスで実施】

    研修の狙い 実施内容
午前 1
効果的なOJTのあり方を知る

・OJTの本質とは
・今年の新入社員の行動特性
・DLL診断結果を分析する
OJTトレーナーとしてのミッションの確認。DLLの会社全体の傾向と比較して、各トレーナーの優れている点、改善すべき点を明らかにします。
2
自らの経験から成功セオリーを抽出する
・「振り返りレポート」で対話を行う
・対話での気づきを列挙する
・対話での気づきを発表する
「振り返りレポート」を活用し、自らの経験を語ってもらいます。また、各担当者の持つ指導の成功事例の共有化を図ります。
午後 3
討議で学ぶ新入社員の育成指導
・演習「新入社員のA君は・・・・・」
・演習「指導方法ベスト&ワースト3を決定」
・DLLから有効なOJTを知る
    ~24の成功セオリー~
研修の振り返り/事後課題の解説
具体的な指導場面を想定した事例演習をチーム単位で討議し、各チームで導かれた指導方法を発表します。更にOJT24の成功セオリーと関連付けて、内容を掘り下げます。

効果

(1) DLLを導入することにより、OJT担当者に自らの具体的な指導行動の強み弱みを再確認させることができた。特にSEには数字で「見える化」すると納得感が高まる。

(2) 対話型のワークショップで指導エピソードについての対話を行うことにより、様々な指導方法があることを理解させ、自分の指導の仕方が一番だと思い込んでいたOJT担当者の視野を広げることができた。

(3) 自らが受けた指導を振り返らせることにより、今後自分が行うOJTへの当事者意識が高まった。

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