教育ツールを活用し、内定期間中の教育を充実させています
総合商社B社では新入社員を入社後2週間で現場に配属しています。そのため現場からは配属前に社会人としての意識をしっかりもたせること、仕事をするために必要最低限のスキルを身につけさせることが求められていました。
社員教育を担当する人材開発部では、そのためには内定期間の内定者教育を充実させる必要があると考えていました
B社人材開発部では様々なツールを検討した結果、コスト面と内定者の取り組みやすさを鑑み「フレッシャーズ・コース」と「ビジネス文章力トレーニング・コース」を活用しています。
10月〜2月 内定期間 | 「フレッシャーズ・コース」を内定者に活用。 コミュニケーションペーパーのやり取りにより内定者の社会人への意識転換を図る |
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3月 配属 |
「ビジネス文章力トレーニング・コース」の活用をスタート。 各自課題に取り組ませ、トレーニングシートに清書させる |
4月 入社式 | トレーニングシートの提出。 新入社員研修に「ビジネス文章力研修」を2日間の日程で組み込み、研修最終日に「ビジネス文章力テスト」を実施。 研修効果を検証 |
ご担当者様より
「ビジネス文章力研修」はゲームが各タイミングで盛り込まれていて受講者を飽きさせない工夫が見られました。
例えばラブレターゲームでは男女でチームにわかれてラブレターを作成したり、評価しあったり盛り上がりながら文章で要点と気持ちを伝えるという基本を学べているようでした
※ビジネス文章力研修にはこの他に助詞ゲーム、結起承ゲーム、映像を利用した「議事録作成トレーニング」など楽しく学べる工夫をたっぷり盛り込んでいます。
新入社員に対する配属先からの「文章くらい人事部で教えてやってくれ。現場は忙しいんだ」などの苦情を減らすことができました。フレッシャーズ・コースのコミュニケーション・ペーパーのやり取りの中でも、誤字脱字、敬語の使い方、話し言葉を避け、書き言葉で表現することの大切さを厳しく指導したことも効果的だったのかもしれません。